扶養人数が合わない
扶養情報の「扶養人数」は、利用者本人の「所得税区分」と「扶養情報」をもとに自動計算されます。
※「扶養人数」の算定方法は、実際の人数ではなく所得税の算出のための「税制上の扶養人数」となります。
そのため、「扶養情報」の設定によって実際の人数と異なる場合があります。
※「扶養人数」のカウントの詳細については、最寄りの税務署へお問い合わせください
利用者本人の「所得税区分」のカウント
利用者本人の「所得税区分」の設定内容により以下の内容でカウントされます。
本人 所得税区分
| 扶養人数 | |
障害者区分
| 一般障害者 | +1 |
特別障害者 | +1 | |
勤労学生区分 | 勤労学生 | +1 |
ひとり親区分
| ひとり親 | +1 |
寡婦 | +1 |
【例】
障害者区分:一般障害者(+1)
勤労学生区分:勤労学生(+1)
上記の場合は、「扶養人数」は「2」になります。
「扶養情報」のカウント
「扶養情報」の設定内容により以下の内容でカウントされます。
税法上の扶養で「対象」を選択している場合、扶養人数の数に入るか自動判別が行われますが、
「対象外」を選択している場合は内容に関係なくカウントされません。
・配偶者のカウント
以下の内容でカウントされます。
配偶者(続柄:夫/妻)
| 扶養人数 | ||
配偶者の年間所得見込95万以下 かつ利用者の年間所得見込900万以下 | +1 | ||
障害者区分
| 一般障害者
| +1 | |
特別障害者
| 同居区分:対象外、非居住者 | +1 | |
同居区分:同居 | +2 |
【例】
配偶者の年間所得見込が0円、利用者本人の年間所得見込が600万(+1)
障害者区分が特別障害者かつ同居区分が同居(+2)
上記の場合は、「扶養人数」は「3」になります。
・ 配偶者以外の扶養親族のカウント
以下の内容でカウントされます。
配偶者以外の扶養親族 | 扶養人数 | ||
16歳以上(※1)かつ配偶者以外の扶養親族の年間所得見込48万以下 | +1 | ||
障害者区分 ※年齢は関係ありません
| 一般障害者 | +1 | |
特別障害者
| 同居区分:対象外、非居住者 | +1 | |
同居区分:同居 | +2 |
※1 16歳未満の被扶養者については、「扶養人数」の数にはカウントされません。
年齢は「扶養情報」の生年月日から自動判別されます。
【例】
16歳未満(0)
障害者区分が特別障害者かつ同居区分が対象外(+1)
上記の場合は、「扶養人数」は「1」になります。