時給や日給が複数ある場合の設定方法

時給や日給が複数ある場合の設定方法

平日と休日で時給が異なる場合や勤務場所で日給が異なる場合など、時給や日給が複数パターンある場合も給与計算が可能です。

<勤怠管理の設定>
ケース1:出勤日と休日によって単価が異なる場合
出勤日と休日によって単価が異なる場合は、初期設定されている「所定休日」「法定休日」を活用します。
「所定休日」「法定休日」が表示されていない場合は、「勤務表の表示項目を設定する」をご確認ください。
休日はカレンダーから判定されます。カレンダーの設定方法は、「カレンダー設定」をご確認ください。

ケース2:時間帯によって単価が異なる場合
時間帯によって単価が異なる場合は、集計項目を作成します。
設定方法は、「勤務表の集計項目を設定する」をご確認ください。

ケース3:勤務場所によって単価が異なる場合
勤務場所によって単価が異なる場合は、作業場所の回数を集計するカスタム項目を作成します。
作業場所の設定方法は、「勤務時間を作業場所(店舗)ごとに集計する」、
カスタム項目の設定方法は、「勤務表のカスタム項目を設定する」をご確認ください。

<給与計算の設定>
<勤怠管理の設定>で設定した項目を給与計算の[勤怠項目設定]で連携します。
連携した項目と単価設定を用いて給与設定で支給項目の計算式を作成します。

給与設定の設定方法は、自社の給与規程に合わせて以下どちらかの設定より選択してください。

(1)ベースの単価を1つ作成し、単価に対する計算を支給項目の計算式に組み込む方法
※基本時給の計算式も修正が必要な可能性がありますのでご確認ください
例)「休日」は時給200円UPや時給1.5倍などの場合に計算式として設定を行うことで計算ができます
計算式例:「該当の勤怠時間×(単価+200)」・「該当の勤怠時間×(単価×1.5)」

(2)単価を複数作成する方法
単価形態が異なる場合でも、複数の単価を登録することで給与計算をすることができます。
計算式例:「該当の勤怠時間×単価A」、「該当の勤怠時間×単価B」
詳しい操作手順は、「時給や日給が複数ある場合の給与計算側での設定方法」をご確認ください。

なお、(2)の設定のように単価設定が複数ある場合は、「月額変更届(随時改定)」の作成において『固定的賃金+日給または時給に1円以上の差異』の条件が適切に判定されないケースがあります。

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